ひとつぶだね。~ワンオペ育児記~

2018年4月娘のはぴこ出産。実家遠方・義実家遠方・夫激務につきワンオペ濃度濃いめです。

育休後仕事復帰して6日目のワーママ1年生が書き散らすよ~!

 

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ねえマスター、光陰矢の如しとはこのことかしら

前回の記事を書いたのが、仕事復帰前日のこと。あれから8日経ったのである。あっという間でござる。びっくりするほど時の流れが早いでおじゃる。その間土日を挟んだのだけど、土曜日はさっそく保育園の親子行事があり、日曜日は夫が仕事のため娘はぴこの相手をしながら家のことをしていたので、休む間もなくお仕事2週目が始まり、走り続けているって感じです。ちなみに、そこにマスターはいません。眠ってなんかいません。

 

たね陛下のお気持ち

復帰6日目の正直な感想は「毎日が慌ただしすぎるよ~!おうちではぴことまったりイチャイチャしていた日々に戻りたいよ~!!!」です。でも、本当になにもかも嫌ですぐにでも仕事辞めたい!というわけではなくて。今のところ辛いことのほうが多いけどしばらくはがんばってみようかな、という気持ち。

 

劣化した自分と難易度の増した仕事と圧倒的な時間の足りなさと

産休を含めて約1年2ヶ月。恒常的な寝不足と大人との会話不足とビジネス的思考の機会不足で、私の脳みそは確実にパッパラパーになっている。ドとレとミとファとソとラとシの音が出ないクラリネットである。オーパッキャラマオ!そんな壊れたクラリネットが戻った職場は、業務移管により仕事の量と種類が増えており、上司の交代により以前にも増して効率化を求められる風土へと変化しており、人員は減らされておりこれからも減る予定であり……ねえ、これ壊れたクラリネットが生きていける世界なの!?!?!と世界の中心で叫びだしたい気持ちを抑えるので精一杯。…とか言っている場合じゃなくて、しばらくがんばると決めたからにはなんとかキャッチアップしていかないといけないんだけど、時短って思った以上に時間がないのねーーー。尿意を感じてもトイレに行く暇もないのね。私頻尿なのに。

 

おかえりなさい、ただいま

白目を剥きながら業務に取り組んでいると、あっという間に退社の時間がやってくる。急いで片付けてPCを落として、足早に駅に向かう。電車の中でしばし放心状態になる。最寄り駅に着く。ああ乗り過ごしたらシャレにならんよなあ、と思いながらこれまた急ぎ足で保育園に向かう。先生たちが「おかえりなさい!」と迎えてくれる。母が迎えにきたことに気付いたはぴこはハッと泣き顔になってこちらにやってくる。可愛い。数時間ぶりに会う娘はどえりゃー可愛い。先生から1日の報告を聞くのが毎日の楽しみ。お砂場で遊びましたよ、とか、年長さんの子がお世話を焼いてくれましたよ、とか。そっかそっか、楽しく過ごせていたんだね、と、可愛いかたまりを抱っこして帰路に着く。ここからはもう急がない。風が強いねえ、とか言いながらてくてく歩く。

 

「はぴ保育園がんばってるから!おうちでは抱っこしてないと許さないから!!」

はい、1日で一番大変な時間はここからです。1日保育園でがんばって過ごしたはぴこは甘えんぼ赤ちゃんになっています。離れると泣きます。即泣きます。そんな甘えんぼ赤ちゃんを抱っこしたりなだめごまかしたりしながら夕飯の準備をして、食べさせて(最近お口をぶーっ!てするブームなので、気を付けないとまき散らされる。気を付けてもまき散らされる)、私も食べて(私が食べると怒る。鬼姑…?)、お風呂に入ってお風呂上がりのケアをして、イチャイチャしながら寝かしつけターーーイム!30分~1時間後、はぴこが寝息を立て始めたら1日が終了です。…じゃなくて、ここから洗濯とか洗いものとか片付けとかあるんだなあ。昼間に何もできないもんなあ。んだなあ。

 

世界を広げていこう、私もはぴこも

復職後の生活はひたすら忙しくて怒涛で。復職前のゆったりまったりした時間とはまるで違って。ほんの少し前の生活が遠い世界の話のようで。ゆったりまったり濃密な時間は幸せだったけど苦しさもあった。苦しさの理由は、大きくは閉塞感かな。

今の生活はしんどいけど、これまで家の中ではぴこと2人きりで閉じていた(児童館に行ったりママ友と遊んだりもしてたんだけど)世界が広がっていく感覚に救われる思いがある。今まで休んでいた脳みそがキリキリ動いて、辛いけどシャキッとする。はぴこも私に気付くと「寂しかったのー!」って顔するけど、声を掛けてもしばらく気付かず夢中で遊んでいる姿、ちゃんと見ていますよ。家とは違う環境で遊んだり、先生にお世話してもらったり、おにいちゃんおねえちゃんに可愛がってもらったり、はぴこの世界も広がってるよね。ワンオペの環境、しんどいと同時にはぴこに対して申し訳ないな、もっといろんな人と触れ合って育ってほしいな、とずっと思っていたので、保育園での経験をありがたいなあと感じているのです。

もしかしたらこの先、私かはぴこが「この生活、ギブアップ!」ってなる日が来ることもなくはない…かもしれないけど、しばらくはこれでやっていこうね。